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【初心者向け】投資信託とは?メリット・デメリットをやさしく解説

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【初心者向け】投資信託とは?メリット・デメリットをやさしく解説

はじめに|「投資信託ってなに?」から丁寧に解説します

投資信託(ファンド)は、プロがあなたに代わってお金を運用してくれる仕組みです。
「投資に興味はあるけど、何を買えばいいか分からない」「リスクが怖くて踏み出せない」という方にこそ知ってほしいのがこの投資信託という商品。

最近では、新NISAの「つみたて投資枠」を使って投資信託を購入する人も急増しています。政府が“初心者向け”と位置付けるだけあって、少額から分散投資ができる点が大きな魅力です。

本記事では、投資初心者の方が安心して理解できるように、専門用語をできるだけ使わず、図や例を交えて「投資信託とは何か?」「どんなメリット・デメリットがあるのか?」を解説していきます。

最後には、実際に投資信託を始めるステップも紹介していますので、この記事1本で「仕組み→注意点→始め方」まで網羅できます!

第1章|投資信託とは?かんたんに言うと「おまかせ投資」

投資信託とは、一言でいえば「みんなから集めたお金を、プロがまとめて運用する仕組み」です。
たとえば、あなたが「米国株に投資したい」と思ったとき、個別株を買うには銘柄を調べたり、タイミングを見たり、手間も時間もかかります。

しかし投資信託であれば、すでに銘柄が選ばれており、自動的に分散されたポートフォリオに投資できるのです。あなたはファンドを選んで購入するだけ。
まさに「おまかせで、広く分散された資産に投資できる」というのが投資信託の最大の魅力です。

また、投資信託は1万円以下の少額から始めることも可能。つみたて投資枠では100円からスタートできる商品もあります。
さらに、株式・債券・不動産など多様な資産に分散できるため、リスクも自然と軽減される設計になっています。

つまり「自分で銘柄を選べない」「少額から始めたい」「時間がない」という初心者のニーズにピッタリな商品が、投資信託というわけです。

第2章|なぜ今、投資信託なのか?新NISAとの相性抜群

2024年から始まった新NISA制度によって、投資信託への注目度は過去最高になっています。
特につみたて投資枠は「金融庁が厳選した一定の条件を満たす投資信託しか買えない」という仕組みになっており、初心者が安心して積立投資できる環境が整いました。

さらに、NISA口座で買った投資信託は売却益や分配金がすべて非課税。これは非常に大きなメリットで、たとえば100万円の利益が出ても、通常は20万円ほど税金で引かれるところが、丸ごと手元に残るのです。

こうした制度の後押しもあり、最近では20代~30代の若い世代が積極的に新NISAで投資信託をスタートしています。

また、毎月自動で買い付けてくれる「つみたて設定」ができるため、投資初心者が最もつまずきやすい「買うタイミング問題」を気にしなくて良いのも大きな利点です。

これから資産形成を考えるすべての人にとって、投資信託 × 新NISAの組み合わせは王道ルートといえるでしょう。

第3章|投資信託のメリット5つ

投資信託には、初心者にとって特に嬉しい5つのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

① 少額から始められる

投資信託の大きな魅力のひとつが、少額投資が可能な点です。
新NISA対応の証券会社では、月100円から積立可能な商品もあり、学生や主婦など「まずは試してみたい」という層でも始めやすくなっています。

② 分散投資でリスクを軽減

投資信託は、ひとつの商品を買うだけで、数十〜数百の銘柄に分散投資できるのが特徴です。
たとえば「全世界株式インデックスファンド」であれば、日本・アメリカ・欧州・新興国の数千銘柄に一気に投資していることになります。

「卵をひとつのかごに盛るな」という投資の格言があるように、分散は最強のリスクヘッジです。

③ プロに運用を任せられる

投資信託は運用のプロ(ファンドマネージャー)が銘柄選定と運用を代行してくれます。
自分で企業分析やチャートを見る必要がないため、時間がない人や投資に不慣れな人にとって大きな助けとなります。

④ 自動積立が可能で手間いらず

証券口座で「毎月いくら積み立てるか」を設定しておけば、自動的に買い付けが行われるため、完全放置でもOKです。
これにより感情に左右されず、長期目線の投資が可能になります。

⑤ 複利効果で時間が資産を育ててくれる

投資信託は複利の力を活かしやすい商品です。
複利とは、運用益がさらに運用に回ることで、雪だるま式に資産が増えていく仕組みのこと。

たとえば、年利5%で100万円を20年間運用した場合、単利なら200万円にしかなりませんが、複利なら約265万円になります(税引き前・単純計算)。
積立を続ければさらに効果は大きくなり、長期運用において複利は最強の味方です。

第4章|投資信託のデメリット・注意点

メリットが多い投資信託ですが、もちろんデメリットや注意点もあります。
特に、これから始める初心者の方は以下の点に注意してください。

① 元本保証ではない

投資信託は預金とは違い、元本が保証されていません
市場が下落すれば、評価額が減ることも当然あります。
短期で利益を狙うというよりは、長期・分散・積立を意識した運用が重要です。

② 手数料(信託報酬)がかかる

投資信託には、運用中にかかる「信託報酬」があります。
一般的に0.1%〜1%程度が年率でかかり、運用成績に関係なく引かれます。
インデックス型の投資信託は信託報酬が安いので、初心者にはおすすめです。

③ 短期で結果を求めすぎない

投資信託は「コツコツ積み上げていくタイプの資産形成ツール」です。
そのため、「すぐに儲かる」「1年で倍になる」といった期待は禁物。
最低でも5年〜10年のスパンで考えるのが基本です。

第5章|どんな投資信託を選べばいい?初心者向けの選び方

「投資信託って種類が多すぎて、何を買えばいいのかわからない…」という方も多いでしょう。
初心者がまず検討すべきは、以下のポイントを満たす商品です。

① インデックス型を選ぶ

投資信託には「インデックス型」と「アクティブ型」がありますが、初心者にはインデックス型が鉄板です。
手数料が安く、長期で市場平均に連動するため、予測が立てやすく安定した運用が可能です。

② 投資対象は「全世界」または「米国」

「全世界株式」または「米国株式」を対象とした商品は、実績・安定性・将来性の3拍子が揃っており、初心者でも安心です。
具体的には「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」「SBI・V・S&P500」などが人気です。

③ 信託報酬が低いものを選ぶ

毎年引かれる手数料「信託報酬」は、0.2%以下を目安に選びましょう。
同じような成績でも手数料が高いと、10年後の資産に大きな差が出ます。

第6章|投資信託を始める手順(新NISA対応)

投資信託を始めるには、以下の5ステップで準備しましょう。
すべてネットで完結できます。

ステップ1:証券口座を開設する

新NISA制度を使うには、NISA対応の証券会社で口座を作る必要があります。
初心者に人気なのは「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」などです。

ステップ2:新NISAの申し込み手続き

証券口座を開設したら、新NISAの利用申し込みを行いましょう。
この手続きには「マイナンバーカード」が必要です。

ステップ3:商品を選ぶ

「投資信託一覧」からインデックス型の商品を選択し、積立金額や日付を設定します。
迷ったら「ランキング」や「売れ筋」から選ぶのもOK。

ステップ4:積立設定をする

毎月いくら投資するかを設定します。
新NISAの「つみたて投資枠」は年間120万円(月あたり最大10万円)まで。
まずは月1万円程度からスタートするのもおすすめです。

ステップ5:あとは放置でOK

積立設定さえ完了すれば、あとは自動で買付が行われます
毎月の値動きに一喜一憂せず、5年・10年先を見据えてじっくり運用していきましょう。

第7章|よくあるQ&A(初心者の疑問を解決)

Q1. 毎月いくら積み立てればいい?

目安は「収入の10〜20%」が理想ですが、無理なく続けられる額から始めることが最も重要です。
月5,000円でも数年続ければ大きな差になります。

Q2. 途中で引き出せる?

新NISAでは、いつでも引き出し可能です。
ただし、一度売却するとその年の非課税枠は復活しないため、安易な売却は避けた方が無難です。

Q3. 投資信託って損しない?

短期的には損をする可能性もありますが、長期・分散・積立を続ければプラスになる確率は高いです。
不安な方は「債券型ファンド」などリスクの低い商品から始めると良いでしょう。

まとめ|投資信託は「資産形成の第一歩」

投資信託は、初心者が安心して資産運用を始められる王道の手段です。
少額・自動積立・分散投資という特性を活かして、人生100年時代を乗り切るための土台を作っていきましょう。

もしまだ証券口座をお持ちでない方は、まずは楽天証券やSBI証券などの口座開設からスタートしてみてくださいね。

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